全国の児童相談所が行う子どもに対する人権侵害を阻止する会


岩国児童相談所での要保護児童の自死の第三者委員会開催の要望書ついて

岩国児童相談所での要保護児童の自死の第三者委員会開催の要望書ついて

                                平成30年1月9日

山口県知事 様


岩国児童相談所での要保護児童の自死の第三者委員会開催の要望書ついて


○山口県において第三者委員会を実施し、自殺に至った経緯及び背景等を明らかにして原因の究明と各行

政機関の対応を検証し,公開してください。

○再発防止の対策を公開してください。

○到着後2週間以内に回答してください。

(山口県各児童相談所(岩国児童相談所除く)・山口県各市町長 (児童福祉関係)は参考に送付します。回答の必要はありません)

○不明な点がありましたら,携帯電話に連絡ください。


1 事件の概要

○発生日時 平成26年11月12日

○発生場所 山口県岩国市

○該当者 16才 岩国商業高校1年生 (岩国児童相談所での要保護児童)

氏名記入

○状況 自宅にて首つり自殺


2 原因

小学校2年生(8才)頃から母親・祖父母による,姉妹の対応の差による児童虐待により,姉妹の関係も悪くなり,亡くなる何年も前から,姉妹間で話をしない状況だった。

娘は,母親・祖父母が大嫌いで岩国から出たいと願っており,平成26年4月末,平成26年7月末岩国市から家出を行った。(2回ともに私が保護した)

岩国児童相談所が保護しないで岩国市の自宅へ返さなければ確実に自殺は起きなかった。

ADHD(注意欠如多動性障害)と診断されたが,上記にも記入しているが,姉妹の対応の差による児童虐待により,うつ状態であったにも関わらず,岩国児童相談所での対応もなく,自殺を防げなかった。うつ状態でなければ自殺はしない。

岩国児童相談所での要保護児童であったが,母親との関係改善の指導等行われず,自宅に返すことが事態を悪化させた。

また,あけぼの寮も関係していたが,生活指導のみの対応であったため,母親との関係改善の指導は行われなかった。

岩国児童相談所は平成26年4月末の家出時に自殺願望があることは知っていたが,対応していない。

結果としてそれぞれの機関が対応(母親との関係改善の指導を行わず自宅へ返したこと)を怠ったことが最悪の事態の自殺という結果となった。


3 事件後の対応について

○岩国市

岩国児童相談所が対応し,岩国児童相談所との協議会でも聞いていない児童であり,岩国市は関与していない。対応しない。

○岩国児童相談所の対応

対応しない。

「平成27年1月長和氏聴取 やることはやりました。あなたには親権がないのでお話できません。」

○山口県社会福祉審議会

対応しない。

○山口県教育庁の対応

対応しない。

○山口県立岩国商業高校の対応

対応しない。

○山口県警・岩国警察署の対応

「捜査一課長聴取 岩国児童相談所に確認したところ,母親等による児童虐待でないと聞いているため,捜査しない。」


4 今後の対応

○山口県・岩国市において第三者委員会を実施し、自殺に至った経緯及び背景等を明らかにして原因の

究明と各行政機関の対応を検証し,公開してください。

○再発防止の対策をしてほしい。