全国の児童相談所が行う子どもに対する人権侵害を阻止する会

岩国児童相談所の不作為による国家賠償請求裁判



中国新聞2020年3月10日(火)
長女自殺「児相に過失」山口県知事を父親が損害提訴
離婚した元妻と暮らす長女=当時(16)=が自殺したのは、長女が相談していた岩国児童相談所の対応に過失があったためだとして、広島市の父親の江邑幸一さん(47)が9日、児相を所管する山口県に約4300万円の損害賠償を求め広島地裁に提起した。
 訴状などによると、長女は両親が2006年に離婚後、母親との生活を経て児童養護施設などで暮らした。14年9月に岩児相の決定で再び母親と暮らし始めたが、2ヵ月後の同年11月に自殺。
江邑さんは、母親との生活に抵抗を示していた長女の意見を児相が聞かずに帰宅させ、自殺に追い込んだとしている。江邑さんは自殺の原因を知るために県に児相の個人記録の開示を求めたが、親権がないなどとして非開示。

国家賠償請求訴訟に関わった山口県職員や弁護士等
山口県として、山口県岩国児童相談所が関わった要保護児童が自殺したにも関わらず、事実の公表・事実の経緯・職員の処分を必要としない方々。

国家賠償請求訴訟の経緯
(2020)令和2年3月9日 山口県知事を相手に国家賠償請求訴訟を広島地方裁判所に提起
(2020)令和2年8月4日 広島地方裁判所にて13時30分から第1回口頭弁論