全国の児童相談所が行う子どもに対する人権侵害を阻止する会

岩国児童相談所での要保護児童の児童虐待により自死 なぜSOSは届かなかったのか−。父親の意見

岩国商業高校1の女子生徒=当時(16)=が自殺した問題で、岩国児童相談所には、女子生徒の自殺を防ぐ機会はあったとし、岩国児童相談所側の対応の問題点を厳しく父親は指摘した。
父親は「娘の名誉回復につながる画期的な内容」を期待する一方で、岩国児童相談所などに対し「子供の命を預かっていることを理解しているのか、問いたい」と非難する。

 「卓球が上手だった」「いつもお父さんありがとう」という女子生徒。

 遺族(父親)によると、報告書には女子生徒が心理的に追い詰められる様子が日記から読み込む事ができる。
小学校2年生(8才)頃から母親・祖父母による,姉妹の対応の差による児童虐待により,姉妹の関係も悪くなり,亡くなる何年も前から,姉妹間で話をしない状況だった。

 さらに娘は,母親・祖父母が大嫌いで岩国から出たいと願っており,平成26年4月末,平成26年7月末岩国市から家出を行った。

 岩国警察署等平成26年4月末の家出時に自殺願望があることは知っていたが,対応していない。
 結果としてそれぞれの機関が対応(母親との関係改善の指導を行わず自宅へ返したこと)を怠ったことが最悪の事態の自殺という結果となった。


 父は「なぜ娘が生きているときに、岩国児童相談所・岩国警察は情報を私たちに流してくれなかったのか、悔しくてならない」。

 岩国児童相談所は自殺を防げた可能性は非常に大きい。
「失敗事例を評価・事実確認するシステムがあるのに実施しない」
 『岩国児童相談所は『自殺願望があるのは知っていたはず』
 
遺族(父親)とし「尊い命が失われたことを重く受け止め、第三者委員会を開催するよう山口県知事・健康福祉部長・子供家庭課長・岩国児童相談所・岩国商業高校・教育庁・山口県社会福祉審議会に求めます。